ウェブマガジン 【FOOTMARK図鑑No.8】ベビーハーネス
2023.06.09
この記事をシェア
ベビースイミングのレッスンが日本で始まったのは1976年。その頃指導者との共同開発で生まれたのが「べビ−ハーネス」です。赤ちゃんが安全に運動でき、レッスンの教材として使用できるよう設計し、今では改良を重ね6代目となりました。「ベビーハーネス」は水遊び用ではなく、ベビースイミングのための赤ちゃんの水着です。
【生誕日】1976年
【名前の由来】ベビースイミング発案者がハーネスとつけた。
【ヒント】赤ちゃんのおむつカバーを作っていたからこそ、作ることができた。
【アピール】水遊び用ではない、ベビースイングのために考えられた商品設計。
メーカーの役割
水泳帽子の発売から、スイミングクラブさんとの繋がりができたフットマークは、日本でベビースイミングを広める活動をしていた指導者とご縁がありました。スイミングクラブのベビープログラムを立ち上げる際、「新しいプログラムには、必ず用具が必要。スイミングの発展のためにメーカーが加わってほしい。」と依頼され、その方と共同開発したのが、ベビーハーネスです。
日本製のベビーハーネス
西ドイツで研究が進んでいたベビースイミングは、ケーブルを持って指導することが特徴で、専用の水着が必要でした。しかし、日本の子供に合った水着に改良する必要があったため、安全ピンで止めていた肩部分をボタンで止めるなどし、安全への配慮をしました。現在の形は、2015年に改良されたものです。おむつを変えられるようにしたり、肩のボタンを外れにくくしたりしました。
市場をつくる
これをやりたい!という人の必要なものを開発していくと、それは商品群になります。当時は「赤ちゃんがプールに入るなんて大丈夫?」と言われていたベビースイミングも、指導者と一緒にセミナーを全国的に開き、啓蒙活動を行いながら、ベビーハーネスの販売をしていきました。ベビースイミングも今ではメジャーになっています。
ベビーハーネス第1号
ベビーハーネスの姉妹品 アンダーパンツ
「FOOTMARK図鑑」アーカイブ