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ウェブマガジン 【ロングセラーVol.1】水泳帽子

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【ロングセラーVol.1】水泳帽子

1977年に発売したメッシュ素材の水泳帽子
1960年中ごろ、当時の文部省は「皆泳運動」というスローガンを掲げ、プール教育を開始しました。
それに伴い全国の学校に次々とプールが設置されていきました。
夏に売れるものに苦戦していたフットマークは、海水帽子をつくっていたこともあり「学校用水泳帽子」を考えつきました。

1969年 最初の学童用水泳帽子【スクール型 男子/女子】

最初につくった学校用水泳帽子は男女別々の形でした。あご紐で留める仕様で素材は化学繊維のナイロン。
乾きが早く、軽く、何よりも色が鮮やかであったため、学年ごとに色を変える識別性を重視する水泳帽子には最適な生地でした。

1972年 ゴムの水泳帽子[スパート型]

伸縮性を重視して初めて天然ゴム素材の水泳帽子を開発。ゴムは生き物といわれており着色することに苦戦。
天然ゴムが取れる台湾で生産、年間100万枚以上の大ヒット商品となりました。

【ロングセラーVol.1】水泳帽子

1977年 メッシュの水泳帽子[ダッシュ]

従来の布製水泳帽子に伸縮性を持たせ、なおかつプール水に含まれる塩素に強いポリウレタンがこの水泳帽子の特長。
かぶり心地は誰にでも受け入れられ、水泳帽子のロングセラーとして今日も高いシェアを占めています。

【ロングセラーVol.1】水泳帽子

1981年 シリコンの水泳帽子[シリコンキャップ]

当時のシリコンは工業用素材として使われていました。シリコンを日常生活で使う製品としてはじめて活用されたのが水泳帽子でした。

【ロングセラーVol.1】水泳帽子

1987年 名前・泳力が付けられる水泳帽子[ダッシュマジック]

ヒット商品「ダッシュ型」に名前が書けるようにしたい、「泳力」に応じたマークを考えてほしいというプールの現場の声にお応えしたのがこの帽子です。
泳力ごとにクラス分けできる級マークは子どもたちのモチベーションにもつながっています。

【ロングセラーVol.1】水泳帽子

現在はベビースイミング用の帽子「アニマルくん」や水中ウォーキング専用の「ゆったりアクアキャップ」シリーズなども展開水泳帽子だけでも500品番の商品を開発しています。


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